ゴールドシップから遡り始める遅ればせすぎる[ワタシ的サラブレット列伝]  ・・・オグリキャップ。ディープインパクト。。。サイレンススズカ。

熱い競馬熱を持ってしまってはや一ヶ月。私のネットサーフィンはサラブレット関連で止まらない。
スマートフォンのデータ量一杯一杯(笑)・・・移動の車中でもYouTubeで過去のレースをチェックしてはグッと涙ぐむ。。。オグリキャップの有馬記念ラストランも何度も繰り返し見てしまう。
ゴールドシップのやんちゃぶりも登録して友人たちに見せて回ったりもする(笑)

アマゾンでのショッピングも、サラブレット関連のDVDや写真集を“one clickで買う”の連発(笑)

 

オグリキャップ号。
かわいい“ゆるキャラ”スター馬さんだとばかり思っていた私。彼の衝撃的に輝かしいレース歴を前に大称賛と懺悔の気持ち。
中でも、オグリキャップのラストラン(引退レース)。
1990年12月23日第35回有馬記念、中山競馬場は19万人で埋め尽くされたそうです。
東京ドームで嵐がコンサートをしたって5万人。
凄いですね!!!

そこで彼は≪優勝≫という最後の走りを19万人に見せました。
引退レースですからね。今までよく頑張りました、君は素晴らしかった。最後の花道、大きなレースで雄姿だけも一度見せてねっていうレースだったでしょうに。
ゴール前追い上げ、先頭馬を抜き去って、、≪優勝≫!!!
力を見せ尽くしてくれてのラストランになりました。

その時の実況席の興奮。19万人のオグリコール。

ああ。もう完全にノックダウンです。今度、オグリキャップのお墓参りに行くと決めました!せめて、お近くで、感動へのお礼を言う!!

そして、
ニアミスで現役では会えなかったディープインパクト号。
彼は、いま、苫小牧の社台スタリオンステーションにいます。
会えるのですよ!
札幌に住む私には、そんなお近くにいらしたなんてとかなり吃驚の喜びです。
≪伝説≫って、こんなに手に届く場所にいてくれていいものかしらと震えます。
考えても見て下さい!嵐がそこにいて肉眼で追える場所で寛いでくれているのですよ!(例えがいちいちジャニーズ(笑))
あの脚で、、目の前で走ってもくれちゃうのですよ。
きゃぁ。

早く、会いに行かなくちゃ!

社台スタリオンステーションには、オルフェーブルもいます。見学不可ですが・・・でも、そこにいるのねっていうだけでも嬉しいかも。

ここには、ゴールドシップの唯一無二の仲よしといわれるジャスタウェイもいます。日本で唯一世界レーティング1位になった、海外でも評価された子。
この当代の強い子二人の絆を語るエピソード。
ゴールドシップとジャスタウェイはずっと隣り合わせの馬房だったのですが、ジャスタウェイが今年2015年1月4日引退し、しばらく空きとなっていた馬房に
ベルラップ号が入ることになったのを、これを不服とばかりにゴールドシップが隣の自室の壁に体当たりなどをして大暴れしたのだそうです。
猛抗議。
調教師の須貝師は「これが二頭の絆。ゴールドが、そこはジャスタの部屋だと怒っている。」と話していらっしゃったそうです。

先日の宝塚記念で大失敗をしちゃったゴールドシップ。ジャスタウェイに会いたいかも。
私が代わりに行って来てあげよう!(笑)

 

そして、私の中の、一番のメモリアル・ホースは、サイレンススズカになりそうです。これからいろいろなサラブレットと出会い感動をもらうのでしょうけれど、彼は、私の別格になりそうです。
彼の走り方は、
逃げ馬という、レースの最初からトップを走り、そのままゴールまで突っ走るというレース・スタイルでした。
サイレンススズカは逃げ馬の中でも大逃げと言われる驚異のスタイルでした。
騎手が制御しにくい馬。騎乗が難しい馬。
そしてその才能を見せられて、制御するのをやめて走らせてしまいたくなる馬。

逃げ馬というのは無茶な走り方。
レースの序盤でハナを切っても普通はバテます。
そして、そのまま頑張って先頭にいても、最後の直線あたりから、後方から力のある馬が満を持して先頭へと走りこんできます。これを“差してくる”というのですが、大抵の一番人気の馬がこの差し馬のスタイルで勝ちます。
最後の直線ごぼう抜きで湧きに湧かせて勝ってきます。
これはこれで格好いい。

でも、逃げ馬は、計算無しです。
ゲートが開いた瞬間からゴールまで走りぬく気持ちの弾丸です。

サイレンススズカは≪光≫と言われました。

 

素敵な子でした。私のサラブレット列伝。今日の締めは、サイレンススズカ。

 

to be continued

 

 

 

第56回宝塚記念とゴールドシップ そしてサラブレット達の人(馬)生

本日は、2015年の宝塚記念のレースがありました。

つい先日まで競馬を知らなかった私も名称だけは聞き覚えがありました。
でも、興味がないってスゴイことで、同じくビック・レースの一つの有馬記念が年末差し迫った12月ラストの日曜日に開催されていることもしりませんでした。
この宝塚記念が、ファンの人気投票による選出で出走馬が決まることも露ほどもしらないことでした。
因みに、ヌイグルミにまでなったスター、オグリキャップのことも、今でいう“ゆるキャラ”のお馬さんと思っていた位です。ごめんなさい。オグリキャップ君。

 

話を戻します。2015年宝塚記念。ファンの人気投票ダントツの一位がゴールドシップでした

もちろんこのランキングは実力と魅力とを兼ね備えた、
名前を見るだけでも壮観な、ゴージャスな馬たちが連なります。
その中で、ゴールドシップ、トップです。それも押しも押されもせぬダントツの一位。
そして、ゴールドシップはこの宝塚記念に過去2回優勝していて、今回3度目を勝つと前例のない偉業を遂げることになります。

 

 

でも、競馬界の情報にまだまるで疎い私にも伝わるほどに、このゴールドシップという名馬は扱いにくい、我が強いとまで言われるほどの個性の持ち主。

 

だから波乱を予感しつつも、
競馬ファンの心はひとつ。宝塚3連覇見たい!

ただ、ゴールドシップという馬さんは、買うと負けるし、期待しないと鮮やか過ぎる勝ちを見せるしという天の邪鬼さん。今回のレースの予想番組でも、プロの皆さんの予想も真っ二つでした。勝ってほしい。勝てる力は絶対にある。でも、保証はない(笑)という感じ。

 

結果。見せてくれました!・・・ある意味。

お行儀よくゲートイン。報道席も『これで先ずは一安心ですね』とコメント。
そして、ファンファーレが鳴り響き、さぁ!と期待と緊張の中。。。実況席のマイクから『きゃー』という小さな悲鳴。

なぁんと、ゴールドシップ、スタート直前にゲート内で立ち上がり、、、ゲートが開いても一瞬出ず。

その他の馬はもちろんキレイにスタート。

ああ、ゴールドシップ。
そのあとは、猛ダッシュは試みていたようですが、
ちゃんとスタートを切った今季のスター名馬たちには流石に追いつけませんよぉ。

 

人気第一位のゴールドシップ。16頭中15位。

 

でも、
ゲート内で立ち上がったりしたのに、怪我が無くって本当に良かった。
実況席の『きゃぁ』の主は、多分、元ジョッキーの細江純子さんで、咄嗟に、声が出た理由は、これ、大惨事だってありえたからだったと思う。

怖いよぉ。
ワタシは、競馬と出会ってから、名馬の列伝を見るにつけ、レース中の事故の悲劇を知り、、、今となっては、『行けー!!!』と同時に『無事で駆けてこぉい!!!』という強い願いを持って観戦しているのでした。きっと競馬ファンは皆、同じ。
サラブレット達は、ガラスの靴といわれる程の壊れ物の様な脚で時速70キロもで駆ける。
無事な方が奇跡に思えてくる。

 

さぁ、ともあれ、ゴールドシップ。確かに君はまた名を残しました。
次のレースで会えるのが待ち遠しい。次はどうするの?

 

前述の、細江純子さんの過去の記事で読んだのですが、
ゴールドシップ、、、やはり物凄い負けず嫌いで、あるレースの直前では、地鳴りの様に唸って闘志むき出しだったとか。
元ジョッキーの細江さんも馬がこんな唸り声をあげるなど経験が無くて、恐ろしいほどに思われたそうです。

 

今回のレース、この子の持つこの闘志を出させなかったのは何故かしら(笑)人間の思惑なんてどうでもいいのでしょうね。それはそれで君らしい魅力なのかな。
まぁ。いいよ。また会おう!ホントに待ち遠しい!!

 

さて、先のブログでちらっと話題にご登場いただいた上賀茂神社の神馬さま。
実は、神馬さまにご就任(?)前は、中央競馬の競走馬さんでした。

上賀茂神社の神馬は、代々神山号(こうやまごう)の名で親しまれている白馬ですが、
現在の神山号は、2011年の11月に御着任の戦後7代目。
千葉県の中山競馬場が寄贈した雌のサラブレッド「メダイヨン」だそうです。

前代の6代目さんも中央競馬⇒地方競馬⇒誘導馬という経歴のお馬さん。

馬好きの私が、京都観光中に引き寄せられるように上賀茂神社で神山号に会えて、
そして競馬に出会ったいま、神山号が府中(東京競馬場)や中山で駆けた競争馬だったことを知って、

ますます縁を感じてしまう♡♡♡(*^_^*)

 

 

ダービー馬の現役引退後の馬生については今後の話題にしたいと思います。
出会えたのだから、気持ち、途切れずに繋いでいければいいのにという思いが生まれました。
現実問題何が出来るのか。
お勉強を始めなくてはいけません。

 

競馬♡ to be continued・・・