私は、バターも中毒。
バターを塗るためにパンを食べる。正確にいうと、塗るではなくのっける。クラッカーにクリームチーズをのせるようにバターをのっける。むしろもっとのせる。クロワッサンにものせる。アフタヌーン・ティーのスコーンにもクロテッド・クリームとバターを交互にのっける。一食に他人の7倍はバターを食べる。
Butter Love ♡
ということで、バター・ラバーのトップ3!
3位:六花亭 マルセイバタ
六花亭の人気銘菓『マルセイバターサンド』のクッキーやクリームに使っているバターの有塩バージョン。良質な生乳を感じられる素直な美味しさ。420円。お手頃価格。
京都で料理人をしている友人と、北海道のバターを手当たり次第に食べ比べて、日常使いトップ1に決定。
千歳空港には売っていません。札幌市内百貨店では、私が知る限り、東急百貨店と丸井今井店にはあります。お取り寄せも可。
2位:トラピスト バター
函館の観光名所、トラピスト修道院で1986年からつくられてきたバター。中世から続くフランスのシトー会修道院の伝統製法による発酵バターです。
日本では珍しい発酵バター。口中で香りがふわっ。
同じくフランスのエシレ・バターも大好きなのですが、並べて食べ比べると、エシレは硬質でクールな味わい?このトラピストはコクの中にふくよかなうまみがあるといいましょうか、バケットに塗ったり、生食用に真価を発揮するタイプのバター。勿論溶かしバターにしても香りたって素敵ですが、炒め物や焼きにはもったいないかな。
1位:帝国ホテル レセゾン特製バター
こちらは、帝国ホテル特製、発酵バター。
濃厚。
記憶に残る美味しさです。
上質な牛乳の乳脂肪分をぎゅぅっと濃縮して発酵を待った、うるわしい“塊り”。力強さと繊細さと。
美味しい乳製品って懐かしいから、口の中に香りがひろがる間は癒しの幸せ感。そして、パンを噛みしめる程に心はがっつり掴まれてゆくのです。
本当に大好き。興奮するほど美味しい。このバターが一番好き。不動の1位。
帝国ホテルではマーガリンが有名で売店で購買できますが、このバターは、売ってくれません。レセゾンでしかたべられません。
売ってくれないと分かり、私はパンにものせず、バターの固まりを口に運び続けていました。口にいれる度に『おいしい』とうなりつつ。ディナーのテーブルからパンが下げられても、バターはそのままでと懇願しながら(笑)
ちなみに、レセゾンの食後に出されるチョコレートはパティシエさんが時間を合わせて作りたてを供します。これも絶品。チョコレートも鮮度なのです。GODIVAも現地でその場で食べると別物でした。日本のフレンチで出来たてのチョコレートを出すお店、なかなかありません。よね?
帝国ホテルはやはり帝国ホテルです。よいお仕事をなさいます。
だから、お願い。バター売って下さい。